皆さん、夏は堪能しましたか?いや、堪能するにも暑すぎて、エアコンの効いた部屋で籠っているばかりですか。私もです。でも、暑さが緩んできたところで、そろそろ夏を感じに行きませんか。
かくいう私も、年に何回か、海を見たくなるときがあります。もちろん、歩いたり泳いだりするのはまっぴら。そんな時、京急線で三浦半島に行って、バスの車窓から海を眺めに行きます。
「KEIKYU OPEN TOP BUS」じゃない、「海」という系統のバス
京急で三浦半島というと、キャラクター「けいきゅん」を模した二階建てバスを思い浮かべる方もいるでしょう。確かに、あれにもいずれ乗ってみたい気分もあるのですが、今日はそれには乗らず。
まずは、京浜急行の終点、三崎口で降りて、京浜急行バスに乗り換えます。行先は城ケ島行きとか通り矢行きとかいろいろありますが、側面幕を見て、まずは「三崎港」を経由するバスに乗りましょう。
お目当てのバスに乗る前に、三崎港といえばマグロ!まずはマグロを堪能しましょう。アルコールも入れたいところですが、この先のバス旅を考えて、ほろ酔い程度で。お土産に、冷凍マグロなど海産物を買いこむのも良いでしょう。
さて、たっぷり遊んだら、「三崎港」バス停からお目当てのバスに。京浜急行バスの、その名も「海35系統」剣崎経由三浦海岸駅行きに乗ります。
漁港!畑!そしてみんなの好物、狭隘路!
三崎港の漁港を、湾に沿ってバスは進みます。その後、急な斜面を登っていくと、三浦はスイカの名産地!畑は一面のスイカが…もう更地になってました。でも、空は高く、遠くには海が見えて絶景。以前は風力発電所の風車が見えたんだけれどなぁ、どこに行ったやら。
そして、今日のメインイベントその1。農村集落の、狭隘路にバスが突入!どう見てもすれ違いのできない、一方通行としか思えない道に、バスが突入していきます。
狭隘路を通るとワクワクするのは私だけですかね。こんなところ通れちゃうんだと思うと、楽しくて仕方ないですね。運転手さんは胃が痛いでしょうけどね。
眼下に広がる海!海水浴客がゴミのようwww
集落を過ぎて、山を下ると、江奈湾が広がります。三崎より小さな漁港が開けています。本当は途中下車して、スケッチとかしたいですね。ウォーキングをする人たちもいるみたいですよ。
再度山に登り、剱崎バス停を頂点にさらにくだると、金田湾が見えてきます。というより、三浦海岸に続いていくという方が分かりやすいか。もうね、海を眺めていると、嫌なことなんか忘れてしまいますね。
終点が近くなってきました。海水浴客が増えてきて、海の家もちらほら見えてきました。外はさぞかし暑いであろうよ、こっちはバスの中から、いい景色だけ堪能しております。
というわけで、終点の「三浦海岸駅」に到着。約50分のバス旅で、漁港・農村・狭隘路・海・空をお手軽に堪能しました。三崎口まで、私の家から一時間少々で行けるので、お手軽に逃避したいときはこの系統に乗ってしまいます。一時間に一便くらい運行しているので、その点もお手軽。
京急で東京方面から行く場合「みさきマグロきっぷ」で行くのが、往復の電車と三浦半島内のバス乗り放題、そしてマグロも食べられるのでお得かと思います。いつか、三浦半島に移住するのが、私の夢ですね。もっとも、三浦市は財政が苦しいらしいので、実行に移す際はよく考えましょう。
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